インフルエンザ経鼻型ワクチン フルミストについて
フルミストは注射ではなく鼻の中へ吹き付ける経鼻噴霧型のインフルエンザの生ワクチンです。2歳以上19歳未満の方(当院では2歳以上〜中学生まで)が接種できます。接種回数は1回のみです(両鼻にワンプッシュずつ噴霧して終了です)。
副反応として、軽度の風邪症状やだるさが半数以上の方に出現しますが、数日以内に治まります。
他ワクチンとの接種間隔の規定はありません
強いアレルギー症状・既往(繰り返す喘息発作・繰り返すじんましん・食物アレルギーなどによるアナフィラキシーショックの既往)をお持ちの方はフルミストの接種は原則出来ません。予約の際は注射型ワクチンを選択してください。また、妊娠中の方も接種はできません。
喘息患者さんにつきましては1年以上発作が無く症状が落ち着いている時のみ接種可能です。治療中でも発作を繰り返しやすい場合や症状が不安定な場合は注射型ワクチンを選択してください。また判断に迷う場合も注射型ワクチンを選択してください。
一般的なアレルギー(花粉症・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎)などについては接種可能です。
その他、判断に迷う場合は注射型ワクチンを選択してください。
尚、経鼻型ワクチン(フルミスト)と注射型ワクチンの交互接種(1回目は注射型ワクチン→2回目でフルミストに変更など)は出来ません。
また、接種日当日の経鼻型ワクチン⇌注射型ワクチンの変更は致しかねますのでご了承ください。
よくある質問
Q.接種してはいけない人は?
A. 適応年齢以外の方、現在妊娠中の方、免疫抑制状態にある方(病気、薬どちらでも)、喘息発作やじんましん発作を繰り返す方、アナフィラキシーショックの既往がある方などです。
Q. フルミストは何回接種しますか?
A. 1回です。来院されて、同日に両方の鼻腔に半分ずつ接種します。
Q. フルミストは痛くないですか?
A. 臨床試験で接種したお子さんに伺うと全く痛みはなかったとのことでした。
Q. 接種当日に鼻水があるのですが、接種できますか?
A. よっぽど体調が悪いとかがなければ接種できます。鼻をかめる年齢の方は鼻をかんでから。低年齢で鼻水があまりにひどい場合は吸引してから行うこともあります。
Q. 接種後に鼻をかんでも大丈夫でしょうか?
A. 鼻をかんでもすべての薬液がなくなるわけではなく、免疫をつけるのに必要な量は鼻の粘膜に残るといわれております。接種後にくしゃみをしたり飲み込んでしまったりしても問題ないと思います。もし可能であれば5分間はガマンを勧める医療機関もあります。
Q. 食物アレルギーがありますが、フルミストの接種できますか?
A. 食物アレルギー(卵アレルギーも含めて)がある小児でも安全に接種ができます。重度の食物アレルギー(アナフィラキシー)のある場合はフルミストは推奨できません。注射型ワクチンを選択してください。
Q. 他のワクチンとの接種間隔の決まりはありますか?
A. ありません。極端な例を挙げると、麻疹風疹ワクチン(注射生ワクチン)を接種した翌日にフルミストの接種を行うことも可能です。
Q. フルミストと他ワクチンとの同時接種はできますか?
A. 基本的には可能です。ですが当院では誤接種防止のためインフルエンザワクチン(注射型ワクチンも含む)と他ワクチンとの同時接種の受付は行っておりません。あらかじめご了承ください。
Q. フルミストで予約していましたが、諸々の理由で当日になって注射に変更したいのですが・・・
A. 在庫数管理の関係上、当日の変更は致しかねます。前日までであれば変更は可能です(注射の種類を変更する場合は、一度予約キャンセル操作をしてから新規に予約取り直しが必要です)。