お知らせ

2024-09-20 12:25:00

2024年10月1日以降における、肺炎球菌ワクチンについて大切なお知らせ

小児予防接種で定期接種で行われてきている肺炎球菌ワクチンについてです。

2024年4月に新しいワクチン(15価ワクチン、バグニュバンス®)が定期化されたばかりですが、2024年10月1日から、僅か半年の間で更に新しいワクチン(20価ワクチン、プレベナー20®︎)が定期化されることになりました。

新しいワクチンが出たときは、既存のワクチンとの交互接種(途中からの切り替え)が可能かどうかが必ずといっていいほど問題になります。

今回の20価ワクチンは、15価ワクチンとの交互接種は出来ません。例えば「1回目の接種が15価ワクチン→2回目の接種から20価ワクチンに変更」はできません。すなわち、1回目(初回接種)から4回目(追加分)まで必ず同じワクチンでやり終えなければならないということななります。

現段階で、15価ワクチンと20価ワクチンにおける有効性の優劣を示したデーターは出ていないため、当院におきましては、誤接種防止の観点も含めて今後当面の間は15価ワクチンで運用を行う予定としています。

 

 

以上より10月1日以降、肺炎球菌ワクチンにつきましては、当面は以下のようにさせて頂いております。 

 

 

1回目から当院で接種される方は、15価ワクチンで行いますので予めご了承ください。

 

 

他院で一度でも20価ワクチン接種をやっていて、途中から当院で20価ワクチンで継続接種を行うことは原則お受け出来ません。恐れ入りますが他院での接種をご検討ください。

 

 

将来的に交互接種が可能になれば、上記の規制を緩和する予定です。

以上を予めご承知いただければ幸いです。

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